日常の中で「母であり、妻であり、娘である私」は紛れもなく女です。
私のセクシャルなマイノリティの部分(なぜ区切る?)と向き合う時間は実はそんなに多くもない近頃です。
それでも時折疼きます。低気圧の時なんかに(嘘です)
子供のころ「男の子になりたい」って時期があったけど、成長とともに現実的に無理だろうとも思えたので、そこらへん折り合いを自分の中でつけられた私は軽症なのよね。
ただ「女であることに薄っすらとした拒否感」があるのは確か。
「私はどっちでもない!」とも違う。
「くくられたくない!」とか「私は私!」とか強い思いもありません。
自分がないのかな?
かなり長く生きてきたけれど…
いつだって中途半端な自分を感じているのはかわりない。
男性寄りの風貌になりたいわけでもなく。
女性っぽくしようと思えばできるけど、どこかで「女装してるような居心地の悪さ」が付き纏ってました。
ただ、ちゃんと女性を謳歌した時代もあってだ(けっこうモテたぜ)
その時に運良く?今の連れ合いと出会い、結婚をしたのです。
私は男性も女性も好きになることができました。
気になる人がいてその人がたまたま女性だった、男性だった、という感じ?
だけど今はもう男性を恋愛対象としてはみられないだろうなぁ。
結婚してるんだから恋なんかしちゃだめなのはわかってますよ。
何言ってんだこいつ?と思う方はそっと離れてくださいね。
たぶんずっと分かり合えない気もするので。
(ここまで読んでいただきありがとうございました…)
では改めて。
さて、タイトルにある「記念日」って何だと思います?
実は私、この3月で結婚△〇周年になるんです。
恐ろしいほどの長さ…(いろいろと計算しないでね)
もう男性を恋愛対象にできなくなるようないろんなことがあったな…(笑)
流行りの卒婚を目指したくて連れ合いにそれとなく提案してみたけど見事に却下。
まだまだ男と女でいたいんだってよ(違うそうじゃない)
そもそも、そもそも、よ?
女性として在るのが消化不良なのに…
(だからと言って男になりたいわけじゃないのは先に述べた)
楽になりたいなぁ…
自己紹介…こんな感じでいいかしら?